2005-01-01から1年間の記事一覧

メディアの新しい形について

まあだいたいこんなところだろうと思っていたあたりに落ち着きそうなフジテレビ・ライブドア問題を見ていると、何が新しい(マス)メディアの形なのか、誰が新しさを担うのかということについて、まったく光が感じられなくなる。おそらく、ライブドア社長は…

配置する

日記代わりにつけるはずだったはずのこのブログも時間がなくてなかなか更新できない。 もともと、誰かに見られる(かも)しれないっていうことを「縛り」にして自分の生活をちょっとだけ規則的にしていこうっていう試みだったのだけど、去年末から再開した毎…

「つんく♂」について考えてみたら

ヒマな時間のつぶすときについ寄ってしまうのがぼくの場合本屋と電気屋*1で、昨日も買い物ついでにビックカメラへ。 DVDとかのソフトコーナーでなんとはなしに物色していたのだけど、平積みの一角から「かっちょいいぜ、かっちょいいぜ」という声が聞こえ、…

席を勝手に決められて

ヒマなんで出かけようと思って月曜日だと、ちょっと気になっていた美術展とかはぜんぜん見られないので、しかたないから映画へ。昨日のことである*1。 で、近場の池袋で『ローレライ』を見たんだけど、その映画館が問題だった。 わりと人気があるらしく、平…

バカな政治家は落とそうリスト

ニュースを見てたらこんな記事が。 文部科学省の下村博文政務官は6日、東京都内で地方議員らを前に講演し、中山文科相の昨年11月の「歴史教科書から従軍慰安婦や強制連行という言葉が減って良かった」との発言を支持する考えを明らかにした。(中略)また…

仮にひとつぐらいメディアが死んだとしても

起きてテレビをつけたらフジテレビVSライブドアを扱っていた。 TBSの「サンデー・ジャポン」である。 寝起きでぼんやりしてたのでチャンネル変えずにしばらくボーっとしていたのだけど、そこでのパネラーのトークの内容が余りにひどかった。一人くらいまとも…

トラウマなんて、知ったことか

最近読んだ本と映画のメモ。 斎藤環『心理学化する社会』(PHP)。タイトルの通り、精神分析の「言葉」が社会を覆っている現状についての批判の書。いまのぼくには、それほど目新しい論点はなかった。ぼく自身が「トラウマなんて、知ったことか」ってタイプ…

MSに対する当たり前な

http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050221104.html 当たり前すぎる意見。 同氏によると、マイクロソフト社は2005年下半期中にウイルス兼スパイウェア対策製品を発売する可能性が高いという。これについても、「マイクロソフト社の最優先課題…

崩れていく速度

ひさしぶりに書いた昨日の分を読み返してみたら、なんというか、奥歯に物がはさまったようなキレのなさ。もともと、「さび付いているのを落とすため」のリハビリとはいえ、なんだかなあと思う。表現もおかしいし。まあ、直さないけれど。 新聞から。 http://…

「視角」について

何かを書くのもひさしぶりだ。 まったく、ちょっと疲れると寝てしまうのはぼくのよくないところだとしみじみ思う。いつもは「しみじみ」しただけでよしとしてしまうんだけど、習慣を完全に失うのも悲しいので今日はリハビリという「つもり」がかなり大きくな…

滅びることについて

ぼーっと会社員的な日常を送っていて時折愕然とすることは、話題にするようなことが起きないことや世界が狭いということなどではなくて、ぼくの場合、その日やることが決まっているということ、というか「毎日やることがある」というそのことだったりする。 …

『北の零年』

新年早々バテバテだったりする。 諸般の事情から、去年の終わりから会社員をはじめたんだけど、やっぱりどうも身体に合わない。親しい人間からはすでに何年も前から「社会不適合者」の烙印を押されているわけだけど、まったく、役者なぼくはなんでもそこそこ…

書きそびれたこと

2005年になった。クリスマスも大晦日もきちんとした記憶がないというのに、まったく、困ったものだ。考えてみれば去年は身の回りで困ったことばかり起きていた気がするし、そういったことへの防衛本能が記憶をものの見事にかき消してくれたのかもしれな…